皆さんこんにちは、
突然ですが、もし、あなたの土地に隣の人が無断で入ってきて居座ったらどうしますか。
とりあえず隣の人なのでソフトに「ここは私の土地なので出ていってもらえませんか」と言うでしょう。
でも、相手が「何をいってんだ、ここは本来は俺の土地だ!」となったらどうです。
そのようなことがあれば土地の所有の証を見せますよね、
そしたら、相手が訳の分からない古い書物を持ってきて「こっちのには俺の土地と書いてある!そちらの先祖が俺の先祖から勝手に奪っていったんだ!」
まぁ、そんなことは日本ではあまり無いことですが、でも、これが日本と中国でもめている「尖閣諸島問題」なのです。
今日は孫と一緒に分かりやすく考えてみたいと思います。
Contents
尖閣諸島はいったい所有はどこ
尖閣諸島は紛れもなく、歴史的、国際法でも「日本固有の領土」です。
尖閣諸島とは魚釣島,北小島,南小島, 久場島,大正島,沖ノ北岩,沖ノ南岩,飛瀬などから成る島々でとくに、一番大きな魚釣島が有名だよ。
尖閣諸島の所在地は「沖縄県石垣市登野城尖閣2390番地から2394番地」となっているんだ。
その、魚釣島では昔、鰹節工場があり、全盛期には日本の民間人が200人くらい移住していたんだ。
その頃、(1920年)尖閣諸島付近で遭難した中国人を救助したことがあり、中国政府から感謝状までもらっているんだよ、
しかし、尖閣諸島の周辺に大量の石油が埋まっていることが分かったころから中国と台湾が自分の領土と言い出したんだ。
そうだね、
それまで何も主張しなかったのに誰が考えてもおかしな話だね、ましてや、尖閣諸島付近で遭難した中国人を助けてもらった感謝状には「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と書いてあったんだよ。
そうだね、
一番近い石垣島でも170kmも離れているんだ、沖縄本土からだと400km以上あるからね、
中国が尖閣諸島を欲しがる理由
中国が尖閣諸島を欲しがる理由の一つは尖閣諸島の周辺は魚が多く摂れる漁場なんだ。
それと、海底には石油の資源が豊富だってことだね、
中国が尖閣諸島を欲しがる理由はそれだけでは無いのだよ、最終的には世界征服なんだ。
中国には世界の中心だという思想が古くからあり、中国が世界を征服するためには日本という国が邪魔になる訳さ、
中国が太平洋へ出る為には日本の国が塞いでいるのでどうしても邪魔になってくるわけだ、世界地図をみれば分かるかな、
日本の国土面積は約38万平方キロメートルでこれは世界61位なんだけど、ところが排他的経済水域と領海を足した面積は447万平方キロメートル。一気に世界で6位になるんだよ。
話をもとに戻すと、中国は尖閣諸島を中国のものとして支配できればそこに基地などを作りたいのさ、
南シナ海にある南沙諸島の海面下の岩を埋めて人口の島を作ったようにね、当初は船の行き来の安全の為のものとか言って結局は基地化しているんだ。
こうして中国は自分の海域を増やしているだ。
ここは日本の領土だってハッキリ言ったら!!
尖閣諸島が日本領土だという証拠は
それが中々厄介な相手で、「尖閣諸島は元々は中国のものだった、日本が尖閣諸島を奪った」などと世界中に言いふらしているんだよ、
実際に尖閣諸島が日本の領土だっていう証拠はいくつかあるんだ、これから先は少し話が難しくなるよ、
尖閣諸島は日本が確認したのち編入
19世紀後半まで、尖閣諸島は、どの国にも属さない無人島であり、他国の支配が及んでいないことを慎重に確認した上で、1895(明治28)年1月に閣議決定を行って沖縄県に編入しました。
尖閣諸島を実効的に支配してきた
尖閣諸島を沖縄県八重山郡に編入したあとの1896年9月に古賀辰四郎氏に4島(魚釣、久場、南小島、北小島)の30年間の無料貸与の許可を与えました。
古賀氏は尖閣諸島に貯水施設、船着き場、桟橋などの建設をすすめ、アホウドリの羽毛の採取や鳥糞の採掘などを主な事業にして「古賀村」が生まれた。
これが尖閣諸島における最初の居住です。
大正期に入ってからは鰹節の製造や海鳥のはく製の製造が主におこなわれ、最盛期には200人近い人びとが居住していました。
尖閣諸島はアメリカから返還された
第二次世界大戦後,尖閣諸島はサンフランシスコ平和条約第3条によって,沖縄と南西諸島の一部として,米国の施政権下に置かれたがその後1972年5月15日に尖閣諸島を含む沖縄の施政権が日本に返還され、その後、日本が管理している。
尖閣諸島について中国の言い分は
中国は中国で以下のことで尖閣諸島の領有権を主張しているんだ、
尖閣諸島は中国が先に発見した
中国の古い書物や地図を示し、最も早く地名を記したのは明朝初期の航路書、『順風相送』に中国の海上航路や経過した島嶼が記載されており、その中には釣魚嶼(釣魚島)、赤坎嶼(赤尾嶼)等の島嶼の名称が記載されており、14世紀には中国はすでに釣魚島を発見し、航海に利用していた。
尖閣諸島は日清戦争で日本が奪った
1894年(明治27年)から起きた日本と清の国(現在の中国)との戦争で日本が勝利し、台湾や遼東半島を日本の植民地とした。
その後、第二次世界大戦で日本の敗戦により、カイロ宣言およびポツダム宣言により台湾と澎湖諸島など返還されたが尖閣諸島は台湾に属する島なのに一緒に返還されていない、だから中国の領土だ。
っとまぁこんな言い分なんだ、
そうだね、
これでは平行線のままだね、
さっき、中国は世界制覇を狙っているって言ったけどその為にはまず、アジアを制覇する必要があるのさ、
中国の野望は
中国の習近平国家主席が2013年にだした構想で「一帯一路」があるんだ、
アジアとヨーロッパを陸路と海上航路でつなぐ物流ルートをつくって、貿易を活発化させ、経済成長につなげようというものなんだ。いわば現代版シルクロードってとこかな、
当時のシルクロードでは西洋とアジア間で産物など多くのものが行き来し、それにつられ文化や宗教なども多く広まっていたんだ、なかでも中国で作られた絹はローマまで運ばれたことからシルクロードって名があとからついたんだよ。
それにはまず、陸路の整備、いわば鉄道を敷くわけだ、中国は高速鉄道CRH2があり、中国は国内でも鉄道網が発達しているからインフラ関係でも中国企業が優位になる訳さ、
その中で貧しかったり、技術が乏しい国は中国に鉄道や港などを作ってもらえば助かる訳だ、そして中国はどんどんとそんな国の整備を安く行ったり、お金が無い国にはお金を貸してまで整備しているんだよ、
表向きはそうなんだけど、実はお金をどんどん貸して借金を増やし、お金が払えないなら港などの権利をよこせとなる訳なんだ。
こうして中国はアジアは元より、アフリカ近辺まで中国の支配下にしたい訳さ、
中国が大きくなるには理由があってアメリカより大国にならなければいけないんだ。
そう、世界で経済大国一位のアメリカを超えないとダメなんだ、その為には経済も軍事力も大きくなる必要があるんだよ、
中国からして海の向こう側は日本だよね、この日本は中国が対抗するアメリカとの同盟国ってことは分かるかな、
そうだね 笑
中国にしてみれば隣人が適国だとやっかいだからね、
その中国がアメリカ側、いわゆる太平洋へ出て進出して行く為には南シナ海や東シナ海を自分たちの領土にしたいのさ、本音は日本列島そのものかも知れない。
なぜなら、沖縄本土も元々は中国の領土だったと言っているからね、
なにせ、中国って国は欲しいものは力ずくでも奪い摂る国だから注意が必要だよ。
これから尖閣諸島を守る為に日本はどの様なことをするべきか
中国は最近まで「わが国は発展途上国だ」と言って環境問題などで世界から優遇されていたんだ。
日本もつい最近までODAといって中国へ資金や技術の提供を行っていたんだよ、
1979年以降40年間でなんと、3兆円以上もの援助をしてきたんだ。
まあ、当初の中国はインフラ整備が進んでいなかったからね、また、日本も資金や技術の提携をすることで将来的に中国を日本が有利な立場にできると思ったかも知れないのだよ、
そんなこともありで中国はどんどん大きくなって知らぬ間に日本を追い越していったんだ。
中国が発展した理由は他には人口が多いこともあるのだよ、中国は物を生産するのに人件費が安くて済むので他の国からの依頼や工場自体が進出してきて中国の技術が高まっていったことが理由かな、
また、中国はスパイ活動に力を入れており、技術ばかりか、情報も中国に流れているそうだよ、
その通り!!
世界の情報は中国がのぞき見していると言っても言い過ぎではないね、
世界にはICJ(国際司法裁判所)という機関があるのだけれど、実際に中国の海警局の船舶が尖閣の日本領域に侵入しており、ICJに訴えても中国側が尖閣諸島は中国の領土だから自分の領海を通過するのは当たり前だと言えばそれで済んでしまうんだ。
要するに、双方が出てこないと事が始まらない訳さ、現に韓国に無断で独占されている「竹島問題」も同じで日本がICJに訴えても韓国側は出てこないのだよ。
まあ、法があってもそれを取り締まる方法が無いのが現状だね
最近、中国が海警法を改正をしたんだ。
それに対抗して日本の政府が重い腰を上げたんだ、それは、尖閣諸島にもし、中国海警局の船が上陸すれば「危害射撃」が可能という事を発表したんだ。
以前にロシアから攻撃された時、射撃した事例があるけど、今回は相手側から攻撃されなくても外国の公船などが日本の領土への不法上陸を目指していれば重大凶悪犯に当たり、危害射撃の対象になり得るとした点なんだ。
日本には憲法9条ってのがあって、日本が武器の使用は「日本が武力攻撃を受けた場合に限られる」となっており、難しい面もあるんだ。
本来、わが国は武力を使いません、戦争はしませんという事を示した決め事だったんだけど、今では逆に足を引っ張る形になってるかな、
・・・賛否はあるけれどこれは難しい問題だよ、
日本が尖閣諸島に対しての領有権があることは間違いない、だから日本は中国に対して主張と反論を繰り返すことと国際社会に対してそのことを積極的に発信していくべきじゃ無いかな、その為には中国に依存する産業の制限、企業の撤退なども必要だよ、そして、他の国と協力して中国の野望を押さえていかなければいけないのさ、
それと同時に、尖閣の実効支配を強化して世界にアピールしていく必要があるのかも知れないね、
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おっしゃる通り、憲法9条では日本国土、日本国民を守ることは到底無理です。
幾らこちらは戦争はしませんと言っても周りは通用する隣国ではありません。だと言って、争いを仰ぐ訳ではありませんが、意見を伝えるべき事ははっきりと物申す政府であってほしいものです。
弱腰では何も解決しません。
日本はいつの頃からこんな弱腰になってしまったのか情けないです。
尖閣諸島、北方領土など領土がらみの問題はおとなしくしていては絶対に駄目である。我が国の領内に侵犯してきたら、銃撃しても良いと思う。
日本は我とわが身をしばるような馬鹿なことをしている。
その一例が憲法9条である。「攻撃されない限り、侵犯者を攻撃出来ない」、というような縛りを自らかけては駄目です。
憲法9条は早急に改正すべきでしょう。
尖閣諸島については、古来から日本の一部であったのだから、そのことを国際的に強力に訴えるべきである。
ぼんやりしている暇はない。
日本の政治に携わっている者たちは、国民の負託に応えて、全力をつくして是正にあたる責任がある。
「戦争になるよりは」、ということを言って尻ごみするやからが多いが、そんなことを理由にしてはいけない。ここは戦うべき段階なのだ。しっかりして欲しい。
話は変るが、北朝鮮の拉致問題もふざけた話だ。
人権無視そのものだ。
拉致された。人々、その家族はどんな思いでくらしているか、どんな悲しみの中で暮らしているか、今の政権は真剣に考えたことがあるのか。なぜ岸田首相はみずから、平壌に乗り込み、金周恩と談判しないのか。是非度胸を示して乗り込んでもらいたい。日本の総理大臣だというなら当然の事だろう。
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