日本の電力王とも呼ばれた福沢桃介が木曽川水力発電の開発の拠点として大正8年に別荘として建てられた西洋風の建て物です。
当時では本格的な洋風の建物としてかなり珍しかった様です。
福沢桃介(1868-1938)は埼玉県、旧姓、岩崎家に生まれ、福沢諭吉の婿養子となり、福沢の姓を名乗る様になりました。慶応義塾で学問を学び、日露戦争後の株式投機で財を成し、大阪送電と云う会社を設立、各地に水力発電所を手がけていきました。
桃介氏は実力者でもあったが遊び人でもあり、日本の女優第一号である川上貞奴と知り合い、当時、貞奴は興行氏、川上音次郎の妻であったが桃介氏と今で云う不倫状態であり、この洋館でのロマンスを過ごした別荘でした。
そして、この館で各政界や財閥の人と宴や豪遊が行われたそうです。
【駐車場】天白公園駐車場併用
【会館日】3月中頃~11月末 AM9:00~4:30
【休館日】毎水曜日 冬季間(12月1日~3月中頃まで)
【拝観料金】大人500円 中学生250円 小学生無料 ※山の歴史館とセット(隣接)
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