突然ですが、あの、二酸化炭素から肉が出来るらしいのです。
こんな事って信じられますか、
嘘のような本当の話です。
温暖化の原因の1つの二酸化炭素(CO2)、今、このやっかいものを資源にしようという取り組みに注目が集まっているんだよ、
これが量産化できれば食糧難で困らなくなるし、地球温暖化の防止にもなるし一石二鳥になるからね!
これから、どうやって二酸化炭素から肉になるのか説明するね、それから、ついでに地球温暖化についても話すよ、
なぜ、二酸化酸素から肉が作れるのか
地球温暖化の対策は世界中が取り組んでいて、一番の原因である二酸化炭素(CO2)を排除できないか研究が進んでいるんだ、
その中で水素菌が二酸化酸素をエサとすることが分かってきたのさ、
水素菌は水素細菌といって、海や土のなかにいる細菌なんだ、
その、水素菌は二酸化酸素をエサとして食べるだけでなく、驚異的な速さで増えていく習性があるのさ、
日本の企業が見つけたこの水素菌は、1グラムを24時間人口的に増やすと16トンにまで増えるらしいんだ。
こうして増えた水素菌から動物性たんぱく質を作り出し、冷やして固めて加工することで、肉として食べられる食品になるのだよ。
何でも、見た目はビーフジャーキーのようで触感はパサパサしているらしいよ、味はどんな風にでも付けれるからね、
手始めとして、ハンバーグに混ぜて加工することを食品メーカーと研究していて、3年以内の販売を目指しているそうだよ、
また、増やした水素菌から生分解性プラスチック(自然に分解されるプラスチック)をつくることも出来るのだよ、
こうすることで、車の燃料やプラスチック類なども今までは石油にたよっていたのがこの、水素菌と二酸化炭素から作れるようになるさ、
どちらが凄いか分からないけど、この組み合わせで地球温暖化や、資源問題、食料問題が解決できる日も近いかもナ、それまで自分達もなるべく二酸化炭素を排出しない努力も必要だよ
二酸化炭素はどこからくるのか
二酸化炭素は、石炭、石油、天然ガスなどを燃やすと発生するのさ、
ほとんどのエネルギーを発生させる時に二酸化炭素が発生していると言っても言い過ぎではないのだよ、
エネルギーの中でも、電気とガソリンからの俳出量が全体の6割以上をしめているのだよ、
また、人間も二酸化炭素を俳出しているしね、
そうだね、地球上のありとあらゆるところに二酸化炭素がある訳さ
地球温暖化になる原因とは
さっき、二酸化炭素は地球上のありとあらゆるところにあるって言ったよね、
その中に土から出る二酸化炭素もあるんだよ、
その量は大気中の4倍とされているのさ、植物が枯れて腐り、それを微生物が食べることで二酸化炭素が発生しているのさ、それを土壌呼吸というのだけれどね、
その量は人間が俳出する量の10倍とも言われているそうだよ、
いや、昔からこの土壌呼吸はしていたんだけれど、これによりバランスが保たれていたんだよ、
でも人間がそれ以上に二酸化炭素を出すものだからバランスが崩れてきた訳さ、
もともと、地球の周りを二酸化炭素などが覆って温室効果で地球上の温度を保っているのだけれど、あまり温室効果ガスが増えるとバランスが崩れて温度が上がってしまうんだよ。
そうだね!
そして、気温が上がると土の中の微生物も活発になって二酸化炭素の俳出量も増えるという悪循環になってしまうんだ。
また、温室効果ガスの原因となっているのは二酸化炭素ばかりではなくてオゾンやメタンガスも原因になっているんだよ、
このメタンガスの発生には牛が関係しているらしいんだ、
そうさ、
牛はエサを食べて胃で消化するときに出るゲップやオナラにメタンガスが含まれているのさ、
このメタンガスは、二酸化炭素の約25倍の温室効果があるからね、
でも、最近は化石燃料の採掘や、ごみの埋め立た処分場からの発生が多いことも分かってきたんだよ、
そうだね!
ごく一部の人は、地球が暖かくなって何が悪いっていう人もいるけど、このまま温暖化が進むと海水が増えて無くなってしまう国が出来たり、異常気象や最高気温が上がってしまい、あげくの果てには人類が住めない星になってしまうかもな、
昔から自然界ではバランスが保っていたけれど、人間がそのバランスを崩してしまったのが一番の原因で、今回の二酸化炭素から肉がつくれることでチョット安心したけど、これ以上自然界のバランスを崩さない努力が必要だね、