この度、妻が乗っている軽自動車を替える事にしました。
買え替えるに至った経緯は・・・・
やはり、年月が過ぎ、老朽化と走行キロ数が100.000kmを突破した事、それと、今、世間を騒がせている高齢者ドライバーの事故を良く聞き、安全装置が整った車が良いかナと思った事が一番です。
汗💦💦💦まあ、そうですけど、とにかく車も古くなった訳ですから買い替えを検討しましょう。
軽自動車でも安全装置とオプションパーツをフルにつけると200万オーバーも珍しい事では有りませんね。💦💦💦
新車販売台数は軽自動車が30~40%締めてるそうですよ。
しかも、以前は高級車しか着いていない安全装置が装備され、安全をアピールした車のCMが目立ちますよね!!
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進化する安全装置
主に、安全装置の先駆けはシートベルトと云っても言い過ぎでは無いです。
日本でシートベルトの設置が義務化されたのは昭和44年でした。しかも、運転席側だけしか着いて無く、しかも二点式でした。
今では、シートベルトが全席に着いているのが当たり前の時代です。
この様に、安全装置は以前は、特別仕様車しか装備されない装置でも、時代とともに標準装備化され、各メーカーがぶつから無い車、事故に遭っても被害が軽減される車を競って開発しています。
安全装置の種類
車の安全装置は大きく分けると、
事故を未然に防ぐ為の装置=アクティブセフティ
事故が起きてしまった時に働き衝撃を軽減する装置=パッシブセーフティ
に分けられます。
アクティブセフティの装置は
事故を未然に防ぐ装置として代表なのはABS(アンチロックブレーキ)システムなどが代表的ですが、最近では、危険を感知すると自動でブレーキが掛かるまでに進化しています。
追突被害軽減ブレーキ(AEBS)
車や人など障害物を感知してドライバーに警告を発し、さらに追突の危険を感知した場合、車が自動でブレーキを掛ける装置
速度に応じて機能したり、車だけに対応とか、車と人、両方に対応など種類が有ります
ペダル踏み間違い時加速抑制装置
アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えたと車が感知した場合、エンジン出力を抑え急発進を抑えます。
全ての車両がブレーキが掛かる訳では有りません。
横滑り防止装置(ESC)
トラクションコントロールと云い、カーブなどでタイヤの空回転から、車の安定が失われるのを防ぐ装置
車線逸脱警報装置
走行中に左右の区画線を感知し、車線をはみ出しそうになると、ドライバーにブザー等で知らせる装置。
ふらつき警報装置
走行中に眠気などによる車のふらつきを感知すると、ドライバーにブザーなどで知らせる装置。
車間距離制御装置
前方を走る車との車間距離をセンサーで計測し、ブザーやモニター等で知らせたり、速度を自動調整し、更に自動でブレーキをかけたりする装置。
標識検知装置
進入禁止や一旦停止の標識を検知し、ディスプレー画面等でドライバーに注意喚起をしらせる機能。
先進ライト機能装置
ハイビームとロービームを自動で切り替えたり、前方を走る車や対向して来る車を眩惑させ無い様に減光し、当該車両以外のエリアを照らす機能。
パッシブセーフティの装置は
一旦事故が起きてしまうと中の乗客を衝撃から守る為の装置、または構造です。
代表的なのにはシートベルトやヘッドレストなどが挙げられます。
SRSエアーバック
衝突した場合、瞬時に膨らんだ空気袋により顔や頭部などへの衝撃を和らげる装置、最近では助手席はもちろん、サイドのカーテン式や、横からの衝突時に対応するサイドエアーバックも有ります。
衝撃吸収ボディー
衝突による衝撃を吸収するボディー構造により、運転席の空間を確保する形状や骨格
歩行者障害軽減ボディー
万が一、歩行者を跳ねてしまった場合、衝撃を吸収する構造や材質でダメージを和らげるボディ構造。
サポートカーとは?
政府はブレーキペダルの踏み間違いによる事故から、交通事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い時による加速を抑制する装置を搭載した車をサポートカーと云います。
じつは、このサポートカーには一般ドライバー向けの『サポートカー』と高齢者向けの『サポートカーS』と分けられており、サポートカーSでも『サポートカーSベシック』『サポートカーベーシックS+』『サポートカーSワイド』に分類されています。
一般者向け サポートカー
高齢者向け サポートカーS〈ベーシック〉
サポートカーS〈プラス〉
サポートカーS〈ワイド〉
サポートカーの定義としてオートマ車が前提条件です。
サポートカーSベーシック
ペダル踏み間違い時加速抑制装置と30km/以下の低速時に対,車両に対応する衝突被害軽減ブレーキを搭載する車を指します。
サポートカーSベーシック+(プラス)
ペダル踏み間違い時加速抑制装置に対車両に対応する衝突被害軽減ブレーキを搭載する車を指します。
分かりやすく云うと,Sベーシックは衝突被害軽減ブレーキが作動するのは、時速、30km/h以下ですが、プラスになると時速30km/h以上でも作動すると云う事です。
※作動する速度の上限はメーカーによってまちまちです。
サポートカーSワイド
ペダル踏み間違い時加速抑制装置と衝突被害軽減ブレーキが対歩行者対応となり、更に、車線逸脱警報装置・先進ライトが追加されます。
まとめ
よく、新古車等で価格を抑えて売っている車種の中に衝突被害軽減ブレーキ非装着車と小さく書いてあるチラシを見掛けます。
この車種は明らかにサポートカーの領域から外れていますよ、購入時は注意が必要ですよね!
そもそも、衝突被害軽減ブレーキが装着された車種(サポートカー)と非装着車種の差はおよそ、6万円位しか有りません。
少しでも安全な車を乗る為なら6万円は安いと思いませんか?
そして一番大事なのは、先進安全技術搭載車両は交通事故の防止や被害の軽減に役立つ様、設計されていますが、残念ながら機能には限界があります。
機能を過信せず、ハンドルを握る者が安全運転を心掛け無くてははいけませんね。
2020年に衝突被害軽減ブレーキの標準装備の義務化が始まります
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