妻籠宿 上嵯峨屋の紹介です。
この建物は18世紀中ごろに建てられたそうです。妻籠宿の中でも古い建物のひとつです。
昭和44年に極力、元の古材を残して復元されております。
当時は木賃宿(きちん宿)として使われていたようです。
木賃宿と云うのは、旅籠に泊まれない身分や金銭的に余裕の無い人が板の間で雑魚寝状態で一夜を過ごす宿です。
昔の旅人は乾燥食を持ち歩いており、そのお湯を貰う為の焚き木代として宿代を払っていたようです。
宿場町のはずれの位置に有り、建物向かって左側の板の間でおばさん二人が檜傘を編んでいます。(檜傘販売しています)
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