美濃の国、落合宿と木曽路の馬篭宿を結ぶ峠、これが十曲峠(じゅっきょくとうげ)です。
峠といっても落合宿から馬篭宿まではほとんどが上り坂です。
その中腹に『落合の石畳』があります。
全長、1km弱の石畳は大雨からの街道を守るために自然石を敷き詰めて造られています。
明治になって荷車の往来に不都合なため、いったんは一部が取り払われたが昭和になって岐阜県、中津川市が整備し、現在に至っています。
落合宿側から『中山道』の石碑が石畳の入り口です。
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雑木林の中の石畳です。
空気がひんやりとして、近代の背景が写りこまないので風情を感じ、昔の旅人が歩いた時代を感じ摂れます。
石の上はコケが生えており、大変すべりやすくなっております。
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石畳を抜け、馬篭宿の方へ少し行くと『是より北木曽路』の石碑があります。
この石碑の字は島崎藤村の筆跡で刻まれてあるそうです。
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